サン・イシドロの祭り

この日は、マドリード市民も観光客も、音楽やダンス、そしてエントレシホス（羊の腸間膜）やガリネハス（仔牛のモツ）、または砂糖入りのロスキージャスと呼ばれるドーナッツなど、このお祭りの名物料理を求めて、同じくサン・イシドロという名の公園にあるサン・イシドロ礼拝堂へと巡礼に詰めかけます。午前も午後も、サン・イシドロ公園（マドリード市内にあります）は、伝統衣装に身を包んだ「チュラポ」または「チュラパ」と呼ばれる地元民と交わろうとする観光客や、コンサートやグルメ、そしてお祭りの雰囲気がマドリード市内各地を包む一日を屋外で楽しもうとやって来る観光客で一杯になります。 ...

マドリード国際舞踊フェスティバル

クラシックから前衛的なダンスまで、あらゆるスタイルのダンスを網羅し、国内外で活動するダンスカンパニーが世界中から多数集まるイベントです。このイベントの特徴は、スペイン舞踊やフラメンコが含まれていることです。マドリードとその近郊の劇場やホールで、一般の方々にも公演を楽しんでいただくことができます。

マドリード・ブックフェア

第1回が開催されたのは1933年のことです。現在では、マドリードのレティーロ公園に伸びるコチェス通りに350以上のブースが立ち並び、最新の文学作品を知るチャンスの場となるだけでなく、お気に入りの作家に会うこともできます。また、書店や出版社によって企画される、人気作家のサイン会が毎日開催されます。さまざまな スタンドにも、あらゆる種類の書籍があり、興味深い割引価格で購入できます。

ドイツ映画祭

最近制作された長編映画から短編映画、そしてドキュメンタリーやアニメ作品の上映に至るまで、ドイツ映画にささげられた映画のコンクールです。スペインにおけるドイツ映画の主な紹介場所となるこのイベントはジャーマン・フィルムズが主催しており、スペインにおけるドイツ関係の各種団体の協力により開催されています。

展覧会：アントニ・タピエス。芸術の実践

絵画の限界と矛盾について研究していたタピエスは、当初、「ダウ・アル・セット」と呼ばれるカタルーニャの前衛グループと親交がありました。1950年代初頭以降、大理石の粉やセメントといった素材を使った実験が長期にわたって繰り返されることになります。彼は、約70年に及ぶ芸術活動を通じて、ワニスをはじめとするさまざまな要素を試したり、東洋の精神性といった遠い存在からの影響を取り入れたりすることで進化を遂げてきました。 ...

マドリード・プライド「MADO」

チュエカ地区（LGBTQI+の人々が集い、オープンで寛容的な気風で非常に有名）等の地区にあるような通りでは、屋外バー、テラス、音楽ライブ、そして、楽しむ気に満ちた多種の人々や文化イベントなどでいっぱいになります。この祝典の最大の催しは土曜日に開催される大規模パレードで、マドリードの大通りのひとつをアトーチャ地区からコロン広場にかけて練り歩きます。

マド・クール・フェスティバル

これは、レジャー、文化、芸術表現が融合したお祭りです。また、国際的な有名アーティストによる演奏が行われる大舞台でもあります。そして、新たなクリエーターやカルチャー・トレンドたちの異なる空間にもなっています。

植物園ナイト

マドリードでの夏の夜、コンプルテンセ大学の植物園で行われるコンサートプログラムに行くと、ユニークな体験をすることができます。 毎年、有名な国内外の芸術家が現代音楽の新しい才能とこの特別な自然の会場で演奏を行います。限定席という恵まれた環境の中、観衆がアーティストを間近で見ることができます。 フェスティバルではさらに「フードトラック」のグルメや、宝石・ファッションや「マーチャンダイジング」の商品のデザイン市場も開催されています。

競馬場でのナイター競馬

初夏の訪れと共に開催され、夕暮れ時の競馬を満喫できます。競馬だけでなく、レストランでの心地よい夕食もお楽しみいただけます。

ラ・パローマのベルベナ

このお祭りはパハ広場、トレド通り、ビシティージャス広場と、ラ・パローマの聖母教区の近くにある通りで開催されます。聖母の行列といった伝統的活動に加え、コンクールや野外の舞台であらゆるジャンルの音楽、そしてタパスはしごルートなども行われます。特に日が沈むと、たくさんの人たちが集まって楽しんだり、バルにあるカウンターで何か飲んだり、光や花輪で飾られた通りを目にしたりするのです。

展覧会：ピクサーの科学

本展ではまず、ピクサーの手法全般を紹介する簡単なビデオが上映されます。次に、同スタジオで採用されている制作工程の各ステップに焦点を当てた八つのコーナーが展開されます。コーナーはそれぞれ、「モデリング」「リギング（「デジタルパペット」の作成）」「質感」「セットとカメラ」「アニメーション」「シミュレーション」「ライティング」「レンダリング （写真のようにリアルな画像の作成）」となっています。 各コーナーに体験型の展示物が用意されており、デジタル展示物ではピクサーの制作チームが直面している現実的な問題に取り組める一方で、物理的な展示物では情報を完成させることが求められます。社員が実際の体験を語った動画もあります。

女性たちのプラド。プラド美術館コレクションの芸術を推進した女性たち（1602年～1700年）

本展では、フェリペ4世（1621～1665）とカルロス2世（1665～1700）の治世下のスペインに生きた4人の王妃の功績に焦点が当てられています。フェリペ4世にはイサベル・デ・ボルボンに続いてマリアナ・デ・アウストリアが嫁いだほか、マリアナ・デ・アウストリアは息子のカルロス2世が成人するまで王妃として摂政を務めました。その後、このカルロス2世が妻に迎えるのが、マリア・ルイサ・デ・オルレアンスとマリアナ・デ・ネオブルゴです。 ...

メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク マドリード

マドリードのイベント会場IFEMAでは、毎年、国際的なファッションシーンにおけるスペインのデザインの存在感を高めるメルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク マドリードが開催されています。5日間にわたり、一流ブランドのファッションショーが数多く開催され、世界中から専門家が集まり、一般の人々に最新のファッショントレンドが紹介されます。また、スペインのデザインの国外発信に貢献することも目的の一つです。さらにこのイベントは、新興のファッション価値を促進するためのプラットフォームであるEGOを介して将来有望な若者たちを支援しています。

マドリード　ギャラリー開放ウィークエンド

展覧会： フォト・エスパーニャ（PhotoEspaña）

毎年 50 万人以上の人が訪れるこのイベントにより、約 2 ヶ月間マドリッドは写真の世界首都となります。 最新のニュースや国内外の著名なアーティストたちの写真、ビデオやインスタレーションのプロジェクトを知るために欠かせない機会です。

エスタンパ国際コンテンポラリーアートフェア

エスタンパの主な目的は、スペインにおける現代アートのコレクション、国内外のギャラリー、スペインアートの促進することです。フェリアでは様々な促進プログラム、フォーラム、アクティビティなどが行われ、現代アートの場とコレクション市場の現在を深めることができます。また開催される特別招待プログラムでは、ヨーロッパ全土から個人コレクター、顧問、各機関のダイレクター、コレクションに関する専門家たちが集まります。

乗馬： マドリード・ホースウィーク

マドリード・ホースウィークでは、世界大会として障害飛越、軽乗競技、カウガールによるドレッサージュを競います。 またホースサロンではゲーム式アクティビティ、馬の健康とお手入れについてのセッションなどのショーや展示会が企画されています。

マラソン: サン・シルベストレ・バジェカーナ

このマラソンは二部に分かれています。 一つはサン・シルベストレ一般の部。10歳以上のランナーであれば誰でも参加でき、定員は27500人です。もう一つの国際サン・シルベストレ・バジェカーナの部は10キロ走の記録が男性39分以内、女性45分以内であることが参加条件となっています。また定員も1000名に限定されています。

展覧会：ルーベンスのアトリエ

したがって本展では、イーゼルや絵の具、筆、パレット、その他の素材・物品によってルーベンスのアトリエが再現されています。そのなかには、彼が生きていた世紀のものもあれば現代になって作られたレプリカもあります。また書籍や胸像など、巨匠ルーベンスについての興味を呼び起こすような品も展示されています。このコーナーを囲むようにして、約20点の絵画や数点の版画といった諸々の作品が展示されているため、ルーベンスの協力者らがどのような方法でこの偉大なクリエイターをサポートしていたのかがわかります。

建築週間

マドリード建築士会（COAM）の建築財団が主催するイベントで、多くの組織、企業、機関が協力し、建築に関するあらゆるプログラムを提供します。建物見学やガイドツアーから、展示会、会議、講演会まで行われます。また、子供向けのワークショップもあり、小さなお子様も遊び感覚で建築の世界に触れることができます。

サイエンス・ウィーク

実際に2週間、マドリッド自治州のさまざまな場所で一般公開、映画シリーズ、ワークショップ、展覧会、会議、ガイド付きツアー、エクスカーションなどの500以上のアクティビティーが開催されます。このプログラムによって、エネルギー政策や天文学、コミュニケーション、ロボット工学の最新の開発状況など、現在の科学上の話題における幅広い知識を一般市民に提供することを目的としています。 この有益なフェスティバルには、基金や大学から博物館、NGO、研究センターに至るまで、約200の組織が参加します。

ビジャの夏

スペインの首都の夜を彩る夏のイベントで、市内各地で開催されます。コンサートや演劇、ダンスやサルスエラ、そして映画やオペラを含む文化やレジャーが提供されます。

ヴォーグ・ファッションのナイトアウト

マドリード中心部の200軒を超える店舗が1晩中ドアを開けて、割引やライブミュージック、買い物、ファッションショー、写真セッション、著名なモデルやデザイナーの参加、そして限定商品の販売を行います。ヴォーグ・ファッションのナイトアウト中は、秋・冬向けファッションの新コレクションも紹介されます。

マドリード・ジャズ・フェスティバル

フェスティバルのスケジュールは、クラシックおよび先進的なジャズ、スウィング、ブルースのコンサートがぎっしり詰め込まれます。さらにこのフェスティバルでは、映画上映、子供向けの特別アクティビティ、円卓会議など、ジャズを主役とする関連イベントが行われます。