インファンタド宮殿

インファンタド公爵のメンドサ一族が、最も代表的な建物にその権力全てを具現化しました。

ゴシック様式で数多くのムデハル様式の詳細を擁する当初の建物は、1480年に建築を始めたフアン・グアスにインファンタド第2代公爵が依頼したものです。その後、第5代公爵が好みに合わせて1569年にルネッサンス様式に改変し、正面にバルコニーを開き、獅子の中庭の地上階の柱を代替しました。さらにロムロ・シンシナートに数多くの間のフレスコ画の装飾も依頼しました。その絵画のいくつかは現在でも、その住宅の華麗さの証人として保存されています。1936年の空爆でほぼ全壊した後、最も代表的な要素である獅子の中庭、ファサード、そして庭園のギャラリーが1961年から1973年にかけて修復されました。現在ではグアダラハラ美術館の本部となっています。