マドリード州政府本庁。旧郵便局。

マドリード州政府本庁(旧郵便局)

Madrid

プエルタ・デル・ソルには、カルロス3世の治世下で1766年から1768年にかけて建設された、18世紀の目を見張る建物があります。今日ではマドリード州政府本庁舎となっていますが、以前は郵便局として使われていました。フランス出身の建築家ハイメ・マルケットの作品であり、長方形の床面で、内部には大きな中庭が2つあります。白の石とレンガでできた正面には、バルコニーに加えてカルロス3世の紋章のある高浮き彫りが備わった、正門の大きな門が際立っています。

毎年新年の到来を告げる有名な時計が飾られた中央の小塔は、100年後の19世紀に設置されました。この建設は、フランス軍に対する独立戦争や1931年に第2共和制の発足といった歴史的大事件の直接の証人ともなりました。

建物正面にゼロ基点の表示があり、この地点からスペイン各方面へと道路が広がり、マドリード市内の通りの番地を示す基準にもなっています。

マドリード州政府本庁(旧郵便局)


Puerta del Sol, 7

28013  Madrid, マドリード  (マドリード自治州)

おすすめプラン

次の訪問