パス渓谷

カンタブリア州パス渓谷郡の一部を構成しています。ふんだんな自然に加えて、500年にわたって築き上げられた特徴的な農園があり、文化的かつ民族学的に豊かな遺産を有しています。この地域は、持続可能な観光についての提案が評価され、欧州委員会のEDEN（ヨーロッパ優等目的地）プログラムの最終選考に残り、訪問者に数多くの可能性を提供しています。

旧石器時代から人が住んでいたこの郡は非常に農村的な特徴を持ち、ここで鍛冶屋や大工、酪農家などの伝統的な職業が発達してきたことから、峡谷は自然の風景と人間が作った風景が独特の方法で交わることで特徴づけられています。特に際立つものはベガ・デ・パス、サン・ペドロ・デル・ロメラル、プエンテ・ビエスゴや城の洞窟（後期旧石器時代の洞窟芸術の展示あり）、コルベラ・デ・トランソにあるディエス・ビジェガスの荘園館、アスンシオン・デ・アセレダ教区教会、アルセダの建築などの場所にある文化遺産です。 また、ベガ・デ・パス地域民族資料館のような、農村の生活に関連した博物館も訪問できます。 自然に関しては、その草原、ナラ林やブナ林が際立ちます。狩猟や釣り、乗馬やハイキングなどの活動に最高の場所です。温泉療養リゾートやグルメ（ソバオやチーズなどの製品で）の伝統は、この地域の訪問に欠かせません。