カセレスを2日間で満喫する

この町のマヨール広場は必見です。16世紀製のアーケードに囲まれた広場で、広場の中には次のような建造物があります。-　市庁舎。19世紀の美しい建物です。-　ブハコ塔。町でもっとも重要な建築物で、25メートルの高さを誇り、その起源はアラブ時代へとさかのぼります。その内部にはトレス・クルトゥーラスのビジターセンターがあります。さらに、塔の最上部まで上ることもお忘れなく。-　プルピトス塔。キリスト教に由来する高さ16メートルの塔で、城壁の隅に建てられています。ブハコ塔から入ることができます。

町にはもう一つ重要なものがあります。それがこの広場に他なりません。長い間、市場として使われ、貴族の結婚式の会場にもなっていました。周辺には次のような建造物があります。-　カセレス大聖堂。13世紀に建築されたものの一度崩壊し、15世紀から16世紀にかけて再建された後に現在の姿に落ち着きました。ゴシック様式の内部をお見逃しなく。鐘楼からは360°のパノラマビューが楽しめます。-　エピスコパル宮殿。いちばん古い部分は13世紀に造られたもので、直近の修復作業は17世紀に行われています。-　エルナンド・デ・オバンド宮殿。ルネサンス様式の建築物です。15世紀に建てられ、18世紀に修復が行われました。

この美しい広場には、イエズス会の教会であるサン・フランシスコ・ハビエル教会があります。バロック建築の建物で、18世紀に建てられました。この景色こそがカセレスをスペインでも美しい町の一つにしています。教会の内部を見学することができ、展望台へ上がることも可能です。 広場から教会内部に上る階段には、サン・ホルヘがドラゴンを殺すブロンズ像があります。激闘でドラゴンが死んだあと、町がキリスト教になることができたという伝説に由来しています。

絶対に行きたい場所を紹介しましたが、町を最大限楽しむために、こちらのおすすめもお忘れなく。-　グルメ愛好家の方にぜひとも試していただきたい典型的な料理は次の通りです。トルタ・デル・カサルはカセレス産のクリームチーズです。カセレス風ミガスはパンくずをメインの食材にした料理で、シンプルですがうまみたっぷりです。イベリコ豚の生ハムはエクストレマドゥーラの牧草地で飼育されたイベリコ豚の塩漬けで、美味しいこと間違いありません。エクストレマドゥーラ風フローレスは花の形をしたスイーツで、デザートにぴったりです。ソロンゴーリョは焼きパプリカ、トマト、にんにく、オリーブオイルを使ったサラダで、絶対におすすめの一品です。以上の他にも、美味しい料理が数多く存在します。バルやレストランに入った際は、ぜひおすすめ料理を聞いてみてください。また、生ビールや飲み物を注文すると、この町では小皿料理であるタパスが一緒に出てくることが多いです。安く料理を楽しむための最高の方法です。