ノルエガ・ブランチャードギャラリー

マドリードのアートギャラリー

Madrid

現代アーティストのスペース、フェリア、ワークショップ


マドリードの街の通りは芸術と特別な関係にあります。著名な美術館が訪れた後でも、まだ別の素晴らしい提案が残っています。それは 現代アートギャラリーを辿るコースです。彫刻、絵画、写真、デザイン、イラストレーションの最新トレンドを発見したい方の直感に従って、違った次元から、いくぶん普通とは異なる形で、ガイドラインなしに、そしてしばしばガイドなしに芸術を観賞する、つまり新しい芸術的提案にインスパイアされる体験です。驚きに値する何かを観察して終わることのみを目的として、街の通りに「迷い込む」アートギャラリーの街、マドリードへようこそ!ここでご紹介するのはごくわずかですが、毎日新しい提案が湧き出ていますので、リストはこれよりはるかに長いと言っても過言ではありません。

サラマンカ地区

1970年代の潮流が、この時期マドリードで最初の現代アートギャラリーが出現し始めた要因でした。現在は、市内で最も風格のある地区のひとつであり、芸術作品の普及と販売に特化した多数のスペースが集中しています。最もよく知られているのは、アルバロ・アルカサル、カサド・サンタパウ、フェルナンデス・ブラソ、ギジェルモデ・オスマ、イネス・バレネチェア、ミシェル・ソスキン、ニエベス・フェルナンデス、あるいはパラ&ロメロなどです。このエリアのギャラリーでは、現代アート、抽象概念、または芸術的融合が一堂に会しています。カステリョー、クラウディオ・コエージョ、ラガスカといった通りと、その周辺にあるギャラリーを徒歩で探索するコースのスタート地点として、地下鉄のベラスケス、セラーノ、コロンの各駅がおすすめです。

マドリードのサラマンカ地区にあるセラーノ通り

アロンソ・マルティネスとチュエカの間にあるサレサス

よりカジュアルな雰囲気が漂う通りの中に、 マドリードで最も有名なアートギャラリーがあります。実際、ミケル・バルセロやチェマ・マドスといった名声のあるアーティストの作品がエルビラ・ゴンザレスギャラリーに、また、アルベルト・ガルシア・アリックスとクリスティーナ・ガルシア・ロデロといったドキュメンタリー写真家の作品がフアナ・デ・アイスプルギャラリーに展示されています。その他の重要なギャラリーは、新興アーティストへの取り組みで知られるマールボロ・イ・ハインリヒ・エールハルト、あるいはカジョン、ラ・カハ・ネグラ、マックス・エストレージャ、ピラル・セラ、トラベシーア・クアトロです。一方、エルバ・ベニテスギャラリーは、ビデオ形式の展示と サイトスペシフィック施設により突出しています。こういったギャラリーのほとんどは、バルキージョ、サント・トメ、サン・マテオ、サンタ・エングラシア、ピアモンテといった通りにあり、地下鉄のアロンソ・マルティネス駅、トリブナル駅、チュエカ駅とその周辺によって形成される三角形の中におさまっています。

マドリードのマックス・エストレージャギャラリー

ラス・レトラス地区とラバピエス地区

また、 マドリード のラス・レトラス地区といった芸術的な歴史を誇るエリアにおいても、アートギャラリーは無くてはならない存在です。レアンドロ・ナバーロなど、非常に有名なギャラリーの中には、歴史的前衛芸術と国際的な現代美術の展示に特化しているところがあります。そういったギャラリーのコレクションには、ダリ、ピカソ、ミロ、グリス、カンディスキー、タピエスなどの作品が含まれています。その他のギャラリー情報:フォルマート・コモド、ポンス+ロブレス、ザ・ゴマ。ソフィア王妃芸術センター周辺には、ラバピエス地区のギャラリーが集中しています。ここでは若者アーティストたちが一番の主役です。たとえば、ドクトル・フォルケット通りには、カサ・シン・フィン、エスパシオ・ミニモ、F2ガレリーア、エルガ・デ・アルベル、マイステラバルブエナ、モイセス・ぺレス・デ・アルベニス、ノルエガ・ブランチャードといったギャラリーがあります。すぐ近くのミゲル・セルヴェット通りには、ライブラリーカフェを兼ねたスウィントン&グラントギャラリーがあります。

マドリードのスウィントン&グラントギャラリー

見逃せないイベント

さらに、マドリードではアートやその他の新しい分野に特化したフェリアの開催が増加傾向にあります。こういったタイプのイベントのプログラムでは通常、ワークショー、ワークショップ、アーティストのクリエーションスタジオ見学が企画されています。主要イベントのいくつかを以下でご紹介します。多くは、最大規模のフェリアであるARCOの一環として開催されるマドリード芸術週間に組み込まれたものです。マドリード ギャラリー開放ウィークエンド:芸術と文化に割り当てられた9月の一週末のことで、マドリードの複数のギャラリーで展示とアクティビティが同時に開催されます。ARCO:マドリードで開催される大規模な現代アートイベントです。開催時期は2月で、この分野で世界最高レベルの作品が展示されます。エスタンパ:9月から10月の期間中、現代アート出版の収集、宣伝、普及を専門とするギャラリー、出版社、機関が一堂に会します。ハイブリッドアートフェア&フェスティバル:フェスティバルとフェリアの中間をいく新生アートの国際イベントで、3月に開催されます。オープンスタジオ:アーティストのアトリエを訪問するチャンス。毎年日付が移動、通常は10月に催されます。建築週間:ガイド付きツアー、ワークショップ、会議、その他多くのアクティビティがあり、10月初旬に催されます。アーバニティアート:新進の現代アートのプラットフォームとして自己定義されたフェリアのことで、アートウィークと同時期にCOAMに国内外のギャラリーが集合します。

マドリードのカサド・サンタパウギャラリー