カルチャースペース、セントロセントロのテラスからの景観

マドリードのオルタナティブカルチャースペース

Madrid

マドリードのオルタナティブカルチャースペース


現代文化、都市芸術、協調的創造性、芸術への市民の参加に専念した空間...それらは、スペインで最も前衛的な側面、そして社会的文化を知ることができる、街のさまざまなオファーを補足する選択肢です。

オルタナティブスペース

若者のための施設として、アクティビティや展示会、市民参加の促進を行い、マドリードの文化生活において重要な場所となっています。

マタデロ・マドリード

コンテンポラリーアートの創造とクリエイティブラボの施設として認識される場所です。そのプログラムには、コンサート、野外活動、展覧会、ワークショップ、吹き替えなしの映画、演劇などが含まれます。この施設では文学に捧げられた空間、「ラ・カサ・デル・レクトール」、演劇「ナベス・デル・エスパニョール」、そして独自のテーマ別マーケットやフェスティバルが行われるその壮大な広場が際立ちます。また、デザインエリアや、レコーディング・リハーサルスタジオが設けられています。そのすぐ隣にあるアルガンスエラのガラスの宮殿、パラシオ・デ・クリスタルの温室植物園を訪れることができます。アクセス方法:地下鉄レガスピ駅 (3号線、6号線) に隣接、またエンバハドーレス駅 (地下鉄3号線、5号線および近郊鉄道) からは約1キロメートルのところにあります。知って得する話:その名前は、当初利用されていた場所を指していることをご存知ですか?実際には、マタデロとはマドリードの昔の屠殺場および家畜市場のことです。

マタデロ・マドリード

ラ・タバカレラ

その2つのスペースのうちのひとつは、マドリードで最も文化的に多様な地区である、ラバピエス地区のソーシャルセンターが運営しており、共同文化と異文化共生の一例となっています。これは、集会でその活動を提案するのは、住民自身であることを意味しています。もう一つの大規模なスペースでは、現代美術、写真、ビジュアルアートに焦点が置かれています。この建物のかつての面影を残す広々とした展示室や、アーティストの住居や作業場用エリアも併設されています。また、その外壁は、屋外のアーバンアート・ギャラリーとなっています。アクセス方法:エンバハドーレス駅 (地下鉄3号線、5号線および近郊鉄道) のすぐ近くです。知って得する話:当初は、蒸留酒とスペイン式トランプの工場、またその後は、ほぼ2世紀の間タバコとスナッフ (嗅ぎタバコ) の工場として利用されていました。

タバカレラ・マドリード内のホールとストリートアートが描かれた外壁の拡大画像

ラ・カサ・エンセンディダ

若いアーティストと連携し、連帯、環境、文化、教育の4つのテーマを中心とする社会文化センターです。ここで開催されるコンサートは有名で、特に、スペイン国営ラジオ Radio Nacional de España と一緒に定期的に催されるコンサート、子どものためのワークショップ、現代美術展覧会、幅広い教育関連イベントはよく知られています。また、ラジオスタジオ、写真ラボ、マルチメディアスタジオも用意されています。このセンターを出る前に、心地いい屋上でひと時を過ごすことをお勧めします。アクセス方法:アトーチャ駅 (地下鉄1号線および近郊鉄道) とエンバハドーレス駅 (地下鉄3号線、5号線および近郊鉄道)の間にあります。ソフィア王妃芸術センターから歩いて数分のところにあります。知って得する話:ラ・カサ・エンセンディダのショップは、フェアトレードを支援するスペースであることをご存知ですか?販売される製品は、アフリカ、アジア、ラテンアメリカの協同組合から集められています。

ラ・カサ・エンセンディダ

メディアラボ・プラド

デジタル文化のプロジェクトを立ち上げていますか?実験的なアイデアへの参加をご希望ですか?そんな皆さんは、この施設にお立ち寄りになり、文化メディエーターにご相談ください。お探しのもが見つかるに違いありません。ここは、デジタル時代の文化の生産・普及・研究を行うラボラトリーで、コラボレーションと市民参加を基本としています。その活動プログラムには、研修や生産ワークショップ、セミナー、討論会、講演会、公演が含まれています。アクセス方法:パセオ・デル・アルテ沿いのカイシャ・フォーラムの隣にあり、マドリードのソフィア王妃芸術センターやプラド美術館からは徒歩圏内です。地下鉄の最寄り駅は、アトーチャ駅およびアントン マルティン駅 (1号線)。知って得する話:スクリーンのようなファザードで、「スペース インベーダー」をプレイするのを想像できますか?ここではそれが可能です。この建物のファザードはデジタルになっており、メディアラボ・プラドの研究グループの実験的な作品が映し出されます。

メディアラボ・プラド マドリード

セントロセントロ

この建物は、マドリードの象徴の一つであり、近年、文化のための公共空間に生まれ変わりました。威信ある展示会やアートフェアが行われ、芸術に関連する考察の場、閲覧室、作業場が設けられています。館内では、マドリードの展望台、クリスタルギャラリーが注目されます。まずは、街の壮大な360度のパノラマをお楽しみください。そこからは、グランビア通り、カステリヤーナ通り、レティロ公園を眺めることができます。一方、クリスタルギャラリーは、ドーム天井が目を引きます。アクセス方法:その名の通り、街の中心にあり、ほぼすべての観光ルートに沿って徒歩で行くことができます。地下鉄の最寄り駅は、バンコ・デ・エスパーニャ (2号線)知って得する話:シベーレス宮殿の建物は、マドリード市役所の本館が置かれている場所でもあります。ここにはマドリード中央郵便局が置かれていたことから、過去1世紀にわたり「コムニカシオネス(コミュニケーション)宮殿」と呼ばれていました。

シベーレスの噴水とセントロセントロ・マドリードの建物

コンデ・ドゥケ

マタデロやセントロセントロに隣接する、マドリードの中心部にある大型の文化センターの一つ。2つの大きな中庭を囲むように建てられています。北パティオの施設は、市立図書館、現代美術館、マドリードの歴史的公文書館などの文化的サービスを提供しています。また、南パティオでは、文化促進が重視されており、劇場、講堂、複数のリハーサル室と展示室があります。アクセス方法:活気ある大学地区にあり、地下鉄の最寄り駅は、ベントゥーラ・ロドリゲス駅 (3号線)、プラサ・デ・エスパーニャ駅 (3号線、10号線)、ノビシアード駅 (2号線)、サン・ベルナルド駅 (2号線、4号線)知って得する話:かつて厩舎であった場所で、ここではダンスパフォーマンス、ファッションショー、公演、演劇を楽しむことができるのをご存知ですか?この建物が18世紀にスペイン軍の司令部であったからです。北パティオエリアでは兵士が眠り、南パティオでは馬を休ませていました。

コンデ・ドゥケの中央パティオと施設の拡大画像