デバサ公園

ジローナのデバサ公園は、40ヘクタール近くあるジローナ市の都市緑地帯であり、カタルーニャ州最大級の面積を誇ります。北はテル川、西はグエル川、東はオニャール川、南はグエル・デベサ地区で四方を囲まれています。公園の大部分には約2,605本のプラタナスの木が植えられていますが、内部にはスポーツを練習するのにもってこいの、日当たりの良いオープンスペースもあります。デバサ市のスポーツエリア、ピクニックエリア、都市庭園、ジローナのフェリアや音楽ホールを兼ねた国際会議場などの市の文化施設が揃っています。年間を通じて公園が提供する他の用途には、次のようなものがあります：毎週火曜日と木曜日に立つストリートマーケット、そして10月末に開催される都市の守護聖人、聖ナルキッソスのフェリアのアトラクションなどです。デバサの木々の大半は、1850年代からの10年間に植えられたもので、中には高さ55メートルに達するものもあります。そのユニークさから、公園は国定史跡に指定されています。園内には、フランス式のデバサ庭園があり、土地固有のものから他国が原産のものまで、多種多様な植物が植えられています。