エステージャ

人口1万3千人。プエンテ・ラ・レイナの西21キロ。11～14世紀の全盛時代には、町は巡礼者の往来で活気にあふれ、人と文化の交流の拠点になっていました。

しっとりとした古都のたたずまいから「北のトレド」と呼ばれています。サン・ペドロ・デ・ラ・ルア教会(Iglesia de San Pedro de la Rua)やサン・ミゲル教会(Iglesia de San Miguel)、ナバーラ王の宮殿(Palacio de los Reyes de Navarra)などがみどころです。エステージャの南3キロには、最初の建設が10世紀にさかのぼるというイラチェ修道院(Monasterio de Irache)があります。巡礼者たちには身も心も安まる救護院だったのです。