サンティアゴ教会（カセレス）

教会の起源を12世紀と記す文書が存在しますが、発見された最も古い遺構は14世紀のものです。16世紀には、ヒル・デ・オルタニョンが建物の改修工事に取り組みました。その時代ので際立つのは、星の円形ドームで覆われた主祭壇と聖具保管室です。工事の中断後、サンチョ・デ・カブレラが引き継ぎ、交差ヴォールトで覆われた身廊を完成させました。外部では、アルフィスと呼ばれる型で形作られた、尖ったアーチに開く2つの門が際立ちます。内部で目を見張るのは、アロンソ・ベルゲテ作の祭壇画と、フランシスコ・ヌニェスが作成したルネサンス様式の格子、奇跡のキリストや穢れなき聖母、そしてナザレのイエスといった彫刻です。