映画の舞台となったアストゥリアス
とりわけ一見の価値があるふたつの漁村、リバデセージャとジャネスは、アストゥリアス州の東部に位置しています。リバデセージャは、ピコス・デ・エウロパとビスケー湾の間にあり、セージャ川のおかげで非常に魅力的な場所となっています。リバデセージャと言えば、流れに沿ったカヌーの川下りで知られています。8月に開催される国際大会は正真正銘のお祭りイベントですが、それ以外の期間にも川下りを楽しむことが可能です。セージャ川の水は心に安らぎを与えてくれますし、運動、自然、美食というこの組み合わせは、いつなんどきも前向きな気持ちにさせてくれるものです。その他にも、ティト・ブスティージョの洞窟とそのビジターセンター、ギアの展望台、港周辺の歴史的な散歩道など、リバデセージャで漁村の生活を楽しむためのアイデアを挙げておきます。
ここでおすすめをひとつ。ジャネスに向かう際は、わずか30キロメートル手前の地点にある地獄の断崖に立ち寄って、インパクトのある写真を撮りましょう。旅行での忘れがたい思い出をのちのち手繰り寄せるときに役に立つはずです。
防波堤のように配置された色とりどりの巨大なキューブと、バスクの芸術家アグスティン・イバロラの作品が、到着したての訪問者たちの目を引きます。ここは、ジャネス。計り知れない美しさを誇る歴史地区がある町です。その美しさ故、映画界は20本近い作品を通してこの地区を描写してきました。映画のロケ地を巡るコースや船で周遊する素敵なコースがあるほか、ビーチや沿岸歩道、海岸線ぎりぎりに設置された素晴らしいゴルフコースも負けてはいません。
リバデセージャスの画像
©
Jorge Jauregui